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梱包する内容物と強化段ボール梱包材の加工について2018.09.25
みなさん、こんにちは!
本日は強化ダンボールの加工過程で使用している機械の一部をご紹介させていただきます。
サイズを詳細に変更できる強化段ボール梱包
強化ダンボールは必要とされるサイズにオーダーメードで加工できるという特徴があります。
指定のサイズ通りに加工する場合に用いるのが、「パネルソー」といわれる強化ダンボールをカットする機械です。
強化ダンボールを立ててセットしたら、刃が上から下に降りて切断するという仕組みです。
この「パネルソー」、一般的には木材をカットすることに使うことが多く、刃は丸いのこぎり刃がついています。
この丸いのこぎり刃が高速回転して上から下へ降りて切断します。そのため紙材質の強化ダンボールをカットすると結構な量の紙粉がでます。
サイズカスタマイズの武器 クリーンカットパネルソー
弊社では強化ダンボールの加工には「クリーンカットパネルソー」という機械を導入しております。
この機械、刃が「のこぎり」ではなく、大きな「カッター刃」がついております。
切断する仕組みは同じです。この大きな「カッター刃」が上から下へ降りてきます。
精密機械梱包には、紙粉を出さない加工
「カッター刃」は回転せず、上から下へ降りてきているだけなので、紙粉が出ません。
(カッターナイフでダンボールを切っているのと同じ要領です。)
カットした断面にも紙粉の有無に違いが出ています。
パネルソーの場合、中芯(なみなみ部分)に紙粉が残ります。
クリーンカットパネルソーの場合、紙粉は出ませんが中芯が少し押しつぶされます。
断面写真
右:クリーンカットパネルソー
左:パネルソー
ほこりを嫌う繊細な精密機器にも強化ダンボールの梱包が使用されます。
加工時には、紙粉を極力出さない注意を払うことで、輸送のクヲリティーも格段にアップします。
当社では、お客様の商品の性質に合わせて、最善の素材や加工方法をチョイスし、満足度の高いサービスを、常に心がけております