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HiPLE活用事例2023.07.06
皆さん、こんにちは!
弊社では、お客様からご依頼いただいた製品の梱包を担当しています。
また、企業様の活動にも積極的に参加しています。
今回は、強化ダンボールを梱包資材として活用した事例をご紹介いたします。
お客様A社のQC活動に参加させていただき、その内容を皆さんにお伝えしたいと思います。
大型製品の梱包になるのですが、改善前までは下記図のように、ダンボールパネルを中心に、
四方/上下と1枚ずつ組付けテープ止めしながら、箱の形にしていました。
梱包する製品サイズが、一品一様であり、定型サイズのケースの購入では、コスト・資材納期が合わないため、
このような形を採用しており、お客様からこの仕様を引き継いでおりました。
各面をテープでつなぐため、梱包ケースの作成にも時間がかかっておりました。
QC活動を進める中で大型製品梱包の現状を問題点とし、上述の形式に対して、弊社で一番スタンダードな形式、
キャップ・スリーブ・トレイが採用できないかを検討・耐圧強度試験の結果、仕様変更の改善を実施しました。
今まで、梱包作業の中で梱包ケース組み立てを行っていた時間が、梱包ケースが組まれた状態になることで作業時間は短縮。
旧仕様の梱包ケースと比べると梱包にかかる時間が大幅に短縮されました。
このキャップ・スリーブ・トレイは弊社工場で製造できるため、
一品一様にも短納期で対応ができ、資材納期の課題もクリアしました。
デメリットとしては、短納期・一品一様に対応するため、どうしても資材コストがあがってしまうところです。
今回、トータルとして梱包時間の効率化とお客様のニーズが合致したため、仕様変更が可能になりました。
梱包数量・状況により、メリット・デメリットが変わってくることもございます。
みなさまの改善活動情報としてお役に立てれば何よりでございます。
弊社では、強化ダンボールや様々な梱包に関するお問い合わせをお待ちしております。
お気軽にご相談ください。
お問い合わせ✉:infomail@logipack.co.jp